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SG県西ふじみ野

活動報告
  • テーマ

    第一部:「起業とFPの関わり」 
    第二部:「高齢期の住まいについて」~「特養」から「サ高住」へ~

  • 日程

    2013年3月16日(土)

  • 時間

    13時00分~17時00分
    (所要時間:4時間00分)

  • 活動場所

    ふじみ野市立産業文化センター

  • 講師

    第一部:加藤康弘氏
    第二部:柳原 誠氏

  • 課目

    ・ライフ・リタイアメントプランニング

  • 単位数

    3単位

  • 参加人数

    合計25名

  • コメント

    [講師の感想]
    ■初めてSGで講師をさせていただきました。
    そして、初めて「友情メモ」(感想)をみなさんからいただきました。お褒めの言葉もいただき、とてもありがたく思います。しかし、もっと感謝しなければいけないのは、「ご指摘」です。自分では気が付かないことを、「友情」として意見を聞かせてもらうことはとても勉強になります。
    「もう少し、リアクションが欲しい」、「これについては後で説明します。という箇所が何箇所かあったが、後回しにしない方がいいと思った。(私も、話しながら、「これはいけない!」と思っていました)」、「他国の状況等を盛り込んでもよかった」、「行政の視点から話があっても良かった」、「きょうの新聞、ではなくてきょうの○○新聞と言った方が良い」、「スイッチが入っていなくてもレーザーポインターは受講者に向けないように」 どの意見ももっともだと思いましたし、自分では絶対に気が付かなかったことでした。たくさん教えていただき本当に感謝しております。
    ■今回のSGで,初めて講師をさせていただきました。このような機会をいただけたことを,本当にありがたく思います。多くの人の前でお話しすることに苦手意識があり,講師のお話しをいただいた時にはどうしようかと思いましたが,このような機会に経験をさせていただくことが必要と思い,引き受けさせていただきました。
    不安はありましたが,拙い私のお話しを皆さんに聞いていただき,友情メモで,よかって点,悪かった点を教えていただけたことは,私にとって大きな収穫となりました。講演のご経験を多くされている皆さんの前でお話しさせていただいたことは,自信となりました。いただいたご指摘は,具体的で実践的なものでしたので,これから講演等をさせていただく際に活かしていきたいと思います。
    次回このような機会をいただけましたら,レベルアップしてお話しできるよう,講演の構成,資料の作り方,話し方などを学んでいきたいと思います。今回講師を経験したことで,講演がクセになりそうです(笑)。SGの場で講師をすることは,講演を聞くこととは違う気付きがありますので,まだ経験されていない方にも,一度講演されることをお勧めします。このような機会をいただき,その上,友情メモを真剣にご記入いただき,ありがとうございました。

    [既会員の感想]
    ■加藤さんのセミナーは、起業時におけるFPとして法人と個人の両方の面を考える重要性が改めてわかりました。また、FPとして起業にからんで行く視点は非常に新鮮でした。
    柳原さんのセミナーは、これからまさに日本が迎える重要なテーマであり、改めて勉強してみようと思いました。特に、自分の両親のこととして考える真剣に聞けました。
    ■1.「起業とFPの関わり」
     〇サラリーマンにとり「起業」は一大決心であり自分なりの心構え・準備をする過程において本日のセミナーは確認すべき基本的事項を理解することができたいへん参考となりました。
     〇FPとして個人事業主を対象に「起業」にあたって注意すべき点、特にライフプランを念頭とした経済的なサポートをしっかり組み立てることの重要性を再認識しました。
     〇サラリーマンである現在、自分自身が将来的に「起業」する局面を想定した時、本日のセミナーは事前の心構え・準備すべき事項を検討するうえで有意義な内容でした。
    2.高齢期の住まいについて~「特養」から「サ高住」へ~
     〇高齢期の住まいについては、おぼろげなイメージを持ってはいますが、本日のセミナーを聞いて現状の
      実態と課題を明確に理解することができました。
     〇高齢期の住まいは全ての人に共通の課題であり、その対応方法もそれぞれ異なってきます。高齢化社会での限られた財源の割り振りについて、国としての方針を理解しつつ、県・市町村の動きをしっかり理解することが重要だと思いますが、本日は現状の実態と課題、また今後の進むべき方向性をお話いただき有意義な内容でした。
     〇自分自身の問題としてまたFPとしてお客さまにアプローチする時、「高齢期の住まい」を共通テーマとしてアプローチしていきたいと思いました。
    ■「起業とFPの関わり」起業する方たちのことが具体的にイメージできて良かった。データを豊富に活用して話の内容に説得力があり、話すスピードも聞きやすいと感じました。開業前に知らなかった支出に社会保険関係が中心である点など興味深くお聞きすることができました。
    「高齢期の住まいについて」サ高住は以前から関心のあるテーマでした。今回は理解を深めることができて感謝しています。的確にポイントをついた話で分かりやすく、また具体的な対応策などが事例として聞けて今後の参考になりました。
    ■第1部 「起業とFPの関わり」
     数年前に「起業」がクローズアップされ、書籍も多数出版されましたが、最近は、それほど騒がれなくなったと感じます。それは、むしろ「起業」が珍しい事ではなくなった証しだと思います。起業する場合の注意点・考え方について、手続き面でサポートしている加藤氏ならではの興味深いお話を聴けました。
     第2部 「高齢期の住まいについて」
     我が家でも、昨年末に母親が特養の入所を待ちながら、93歳で亡くなりましたので、高齢者の介護・住まいについて実体験として良く理解出来ました。高齢者のいる家庭では大半が同じような問題を抱えているのが現状だと思います。   
    ■▽加藤さん
    ・起業におけるFPの出番は意外に存在するんだと思いました。
     そのためには社会にFPの認知度を上げることが必要不可欠だと認識した次第です。
    ▽柳原さん
    ・自分も注目していたサ付高齢者対応住宅の取り巻く状況を分かりやすく説明してもらい理解が深まりました。
     自分の親を介護するのは当然としても、その負担を減らすという考えは大切だと思います。介護の重要性を身近に感じることができました。
    ■加藤さんは非常に誠実なお話しぶりが印象的でした。
    ただ、プレゼンの資料、内容が「データのまとめ」になってしまった感もあります。
    クライアントの具体的な相談事例などをもっとまじえることが出来れば、より説得力のあるプレゼンになると感じました。
    その点、柳原さんは都庁で長く福祉関係の仕事に従事された貴重なご経験を、ご自分のセールポイントとしてよく生かしておられると感心いたしました。
    具体的な事例をご自分なりの視点でよく分析しておられ、とても説得力のある内容であったと思います。パワーポイントの使い方も工夫がなされていました。
    社労士資格もお持ちですし、非常に「戦略的に」独立をなされたと思います。今後も独自の領域を開拓していかれ、活躍なされると思います。
    ■柳原さんの講演では,分かり難かった「サ高住」の概要を理解することができ,また高齢期の住まいの問題を改めて考えさせられました。
    住まいは生活するうえで最も重要なものですので,自分自信が高齢になった場合にどうなるか心配になりました。柳原さんの,豊富な経験に裏付けされた講演は,分かりやすく,説得力もありました。
    ■第1部 加藤 康弘氏「起業とFPの関わり」
    起業家が起業前の資金調達だけでなく、起業後の想定以上の価格競争に悩まされていて、金銭に対して悩み続けていることが分かり、大変参考になりました。
    そうした中で、FPとして起業家と協力していける部分があることを知ることができて良かったです。行政書士向けの保険があることも、初めて知りました。
    各種データからは、男女の起業家で起業する職種がだいぶ違うこと、起業後の収入に対して満足していないにもかかわらず、仕事については満足していることが興味深かったです。
    第2部 柳原 誠氏「高齢期の住まいについて」-「特養」から「サ高住」へ-
    特別養護老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅について、比較しながら、それぞれの良さや問題点を説明していただき、大変参考になりました。
    一時金などの金銭的負担の小さいサービス付き高齢者向け住宅では介護が重症化したときに出ていかなければならないことがあるなど、いろいろな要件をすべて満たすものはなかなかないものですね。
    特養に家族が入所する前に本人の希望を確認しておくことや、家族と情報を共有することが必要である、という説明では、家族も職員も利用者のためにできることを行うということでは、
    同じ立場であると認識することが大事だと思いました。
    また、サービス付き高齢者向け住宅について埼玉県西部の現状について触れていただいたこと、自治体による総量規制が可能であることで、自分の住む地域の実態について、もっと知りたいと思いました。
    あと、自宅での介護への流れがあるなかで、24時間定期巡回・随時対応サービスについての問題点などを、どのようにお考えなのか聴きたかったです。