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まつやま相続SG

活動報告
  • テーマ

    「不仲の子がいる場合」~遺言書作成・遺留分対策・相続人の廃除~

  • 日程

    2025年9月5日(金)

  • 時間

    18時30分~20時30分
    (所要時間:2時間00分)

  • 活動場所

    松山市男女共同参画推進センター

  • 講師

    外部:司法書士法人 南海リーガル 代表司法書士 
       西森 淳一 先生
    SGメンバー(CFP):税理士法人ミチ・ツナグ 
             代表税理士 佐々木 良道
    SGメンバー(AFP):二宮 勇基

  • 課目

    ・相続・事業承継設計

  • 単位数

    2単位

  • 参加人数

    合計15名

  • コメント

    前半の部では、遺言書作成・資産を継がせたくない者がいる「不仲の子がいる場合」のケーススタディを基に、以下の流れで進めました。

    ①個々で「聞き取るべき内容・何の提案が可能か」を考案
    ②2つに分かれ、グループワークにて情報共有
    ③グループワークで出た意見を全体で共有
    ④司法書士の解説

    前半の学習項目では、遺言書の作成の中で
    「相続と法律」「相続と保険」についてです。

    父と長男が不仲のため長男へ相続させたくない相談
    ・長男となぜ不仲なのか
    ・父の相続財産は何があるのか
    ・遺留分対策で保険を活用
    ・相続人の廃除が可能か
    ・不動産があれば売却し換金させるか
    ・仲直りできないのか
    ・配偶者の方の遺言書も同時に作成させるか
    ・孫がいるため養子にするか
    などのヒアリングから二次相続まで検討すべきとの意見が出ました。

    司法書士の解説では、相続人の欠格・廃除について、遺留分対策として保険の活用は財産の割合より高い保険金は好ましくないことをご教示いただきました。

    後半の部では、税理士法人ミチ・ツナグで実際にあった案件の中から「不仲の兄妹相続・自筆遺言書あり」のケースで学習をしました。

    後半の学習項目では、
    遺言書の内容から「相続と税金」「相続と法律」について以下の流れで進めました。

    ①遺言書の内容を確認
    ②何を助言すべきか確認
    ③実際の手続きの事例を元に注意すべきところを解説

    ・自筆遺言書の検認
    ・遺言執行人の申立
    ・遺言書に記載のない財産について
    ・遺言執行人が行う金融機関の手続き
    を税理士の観点から自筆遺言書の場合の実際の実務、相続税申告の実務についてご教示いただいた。