開催報告
世田谷FPフォーラム2014
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日時2014年11月22日 10:30~15:50
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会場北沢タウンホール
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後援等金融庁、世田谷区教育委員会
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フォーラムテーマ
『人生を豊かにする家計の健康法』 〜50歳はライフプランの移行期〜
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来場者
タイトルを「50歳は〜」としていたためもあり
ターゲット層の50歳台の来場が最多となりました。
20代 (男性) 1 (女性) 2
30代 (男性) 5 (女性) 8
40代 (男性)11 (女性)10
50代 (男性)24 (女性)17
60代以上 (男性) 8 (女性) 8 -
地域
区外からも広く来場いただきましたが、世田谷区内からも一定の来場がありました。
広報の活動地域から、世田谷区と接する隣接地域からも来場があったのではと推測されます。
世田谷区内 23
23区 13
その他 44 -
広告媒体
会場のある下北沢を中心とした世田谷区の小田急、京王井の頭線沿線を重点対象地域と設定。
チラシを主要なツールと位置づけ、置きチラシ、ポスティングなど地域密着型のPRを知人・友人へのアピールと併せて積極的に行いました。
さらに、効果を考え、11月に入って新聞折込、ポスターの駅貼り、バスの車内広告、サンケイリビングの記事広告掲載など媒体を使ったPRを展開しました。
新聞折込は2100枚と少ないものの、下北沢駅周辺の日経新聞に絞り折込の少ない日曜日を狙ったことで一定の効果がありました。 -
折込チラシ(日経) 4
置きチラシ(区の施設、図書館など) 7
ポスティング 0
区報せたがや 1
新聞広告(読売新聞:FPの日) 5
サンケイリビング 1
バス広告(小田急バス、東急バス) 2
ポスター(下北沢駅) 0
ポスター(世田谷区内広報掲示板) 1
FPジャーナル 6
東京支部HP 14
Facebook 1
FPか知人の紹介 38
メールでの案内 3
その他 5 -
セミナー
6名の世代別男女FPによるパネルディスカッション方式のライブトーク、実例トークを交えながらのトークセッション、先輩と聞き役という形のワークショップ、講師1人によるセミナーという多様な形式のセミナーを採用したことで、興味を持っていただいたようです。
形式が多様なため作り込みの過程での苦労はありましたが、アンケートの評価結果からはお客様にご満足いただけたことが窺え、苦労が報われました。
セミナー内容 参加者数
世代別FPによるライブトーク第一部 23
世代別FPによるライブトーク第二部 31
それで大丈夫?「相続した実家の建て替え」 28
50歳のワークショップ 42
ライフプラン移行期世代のマネープラン 26 -
相談
広報活動の成果が実り、早い段階で当初予定の予約枠が満枠となったため当初25組の枠を3枠急遽増枠しました。
結果として当日キャンセルがあったため24組の相談となりましたが、ほぼ当初予定した数のご相談を受けることができました。
ご相談者の方は熱心な方が多く、受付開始直後からいらっしゃるなど多くの方が早くからいらしてくださったため、相談開始時刻を前倒しして対応。
各回ともご相談者、相談員ともに活発なやり取りが見られ、会場は熱気に包まれました。
また、当日、5組のちょこっと相談をセミナーからの流れでお受けし、ちょこっとを越えて通常の相談時間並みとなるなどじっくりご相談に乗らせていただきました。 -
今後の参加意向
【セミナー】無料なら参加 48 有料でも参加 16 参加しない 0
【相 談】無料なら参加 26 有料でも参加 21 参加しない 5 -
興味のあるセミナー
フォーラムテーマで『家計の健康法』・『ライフプランの移行期』と表現したためか「貯蓄と資産運用」・「ライフプラン」について、興味のある方が多く来場されました。
また、来年からの相続税改正が間近に迫った時期もあってか「相続・事業承継」への関心が高かったようでした。
ライフプラン(生活設計) 31
出産と子育て(給付制度/学資)12
住宅購入 11
住宅ローンの利用法 10
老後設計と老後生活 21
保障について(生保、損保、医療)6
貯蓄と資産運用 35
税金関連 14
相続・事業承継 28
不動産活用 15
その他 1 -
運営準備
9月の第1回打合せで午前に相談員研修、午後に自己紹介&打合せ、10月の第2回打合せでロープレ研修及びセミナーリハーサル、広報打合せと、盛沢山の事前打ち合わせで進行しました。
初めての試みとしてのパネルディスカッション等、事前打ち合わせのセミナーリハーサルで協力員からのフィードバックを得たり、講師陣と実行委員を交えてのリハーサルや打合せを複数回行なったりと全員で作り上げた感のあるフォーラムでした。
当日多くの来場者を得たことは、自分たちが作り上げたという大きな達成感につながりました。また、講師は1セミナーを除いて全員公募とし、広い範囲から意欲にあふれたフォーラム参加者を募ったのも本フォーラムの特徴です。 -
広報活動
チラシを広報活動のメインツールとし、講師、協力員全員が活動を推進する体制としました。
5つの広報グループを編成し、担当エリアを決めてきめ細かな地域への活動ができるような態勢を整えました。交渉の苦労はあったものの世田谷区内の公共施設へも一定の置きチラシを実施。
協力員がそれぞれ個別の施設に積極的にあたったことで、協力員も全員が一丸となった広報活動を展開できたことは特筆すべきことと感じています。
また、世田谷区内各所にある広報掲示板を積極的に利用し、協力員各々の多大なる協力を得てチラシを100か所以上に貼ることができたなど、地域に密着した広報活動が今回のフォーラムの成功につながったのではないでしょうか。
メーリングリストを利用してお互いのチラシ配布状況を報告し合うことによって、配布の情報交換に役立ち、また、全体の一体感を醸成することに繋がりました。
こうした努力あって、早々に個別相談の順調な予約の獲得、そして多くの来場者を数えるまでになったといえるでしょう。協力員の皆様のお蔭です。 -
実行委員長の感想
盛況のうちに終わった世田谷フォーラムを振り返り、【主体性】【絞り込み】【約束】【挑戦】【覚悟】の5つの言葉で表したい。
【主体性】
実行委員は僅かなきっかけを提供しただけ。
協力員は主体的にチラシ配布を中心に広報活動を行い講師陣はお互い協力し合い、各イベントをつくりあげた。
【絞り込み】
「世田谷」「50歳」このキーワードを明確に打ち出せたことが世田谷フォーラムが成功した要因のひとつである。
結果として「世田谷在住の50歳」ばかりが集まったわけではないが敢えて絞り込むことで多くの方に参加していただけたと考えている。
【約束】
初めに出会った時に、お願いと言う名の【約束】をした。
実行委員とは、「メーリングリストを盛り上げて欲しい」
メンバーとは、「個別相談を事前予約で8割、9割うめて欲しい」
いずれの【約束】も十分なほど守られた。 -
【挑戦】
パネルディスカッション形式のライブトーク、
子ども向けでも、キャッシュフロー表作成でもない異端なワークショップ
様々な意見や感想があると思う。
一歩踏み出した価値を称え、教訓を次年度以降に活かしていただきたい。
【覚悟】
実行委員長に必要なのは、全ての責を受け入れる【覚悟】
今回も、そのように信じ、判断、行動した。
最後になりましたが世田谷フォーラムに関わっていただいたみなさんありがとうございました!
世田谷FPフォーラム
実行委員長 山﨑 耐忍