プライベートでのFP資格活用事例

生活の中で密着している“お金”のことが
すべてFP資格に繋がっていると実感
40代 AFP認定者/情報通信・サービス・出版

現在FP業務とは異なる仕事をしていますが、自己啓発として推奨されている資格取得の一環として、興味があったFP技能検定の受検をきっかけに、AFP認定者となりました。
同僚が結婚し、住宅を購入した際には、住宅ローンのアドバイスや生命保険加入について提案書をプレゼントし、大変喜ばれました。FPの知識はコミュニケーションツールとしても役立つことが体感できました。
また、父の相続について兄から準備依頼があり、相続人相関図から遺産分割協議書の作成、相続税シミュレーションデータを作成したところ、驚かれたこともあります。
アドバイスや提案により喜んでもらえると、逆にこちらも幸せになれます。
自分の将来についても、NISA利用の株式売買やiDeCoの活用、子供の将来に備えたジュニアNISAの利用など、勉強に役立つことはすべて実践しています。

FPの知識が姉の新たな人生の一歩の手助けに
30代 AFP認定者/官公庁・自治体

2019年、姉の夫が47歳で急死しました。これまで健康体で持病もなかったので、姉をはじめ周りの者にとっては、まさに青天の霹靂。姉は日常生活に戻ろうと頑張ったものの、年金や相続の手続き等、死後半年以上経っても多くの手続きが手つかずになっていました。しかし、私は今後の生活の糧になる遺族厚生年金を未申請のままにしておけないと思い、年金の試算額を示して申請を何度も強く勧め続けました。
「サラリーマンだった義兄さんは生前、厚生年金保険料を納めてきた。本人はまさか保険料がこのような使い方をされるとは思っていなかっただろうけれど、遺族厚生年金を受給することが保険料を納め続けてきた義兄さんのためになるのではないか」と伝えたところ、姉が申請に動き出しました。FPの知識が身近な人に役立ったと実感しています。

プライベートで活用していたFP知識が起業にも役立ちました
40代 AFP認定者/介護

新卒で住宅メーカーに就職して3年目の時、少しでもお金の知識を深めたいとの思いから、AFP資格を取得。翌年から、自分が運用方針に納得できる投資信託の商品を1つ選び、毎月給料の約1割の金額で積み立て購入を開始しました。現在19年目になりますが、時間を味方にして資産は大きく増加し続けています。
2011年には起業、通所介護事業所(デイサービス)を開設しました。老後までお金の不安なく過ごすためには、生活者が適切なお金の知識をもつことが欠かせないと、相談業務を中心としたFP活動も並行して行っています。
起業後、キャッシュフローが少しずつ安定してきた段階で企業型確定拠出年金を導入しました。従業員が少しでも安心して長く働いてもらえるよう、FPの知識と経験を活かしながら取り組んでいます。
お金への興味から取得した資格が、自身の仕事にも繋がりました。これからも積み立て投資でお金にも働いてもらいながら、私自身は介護やFPの業務を通じて、一人でも多くの生活者が老後までよりよい暮らしを実現できるよう尽力したいと思っています。

※「FP技能士」は「ファイナンシャル・プランニング技能士」、「FP技能検定」は「ファイナンシャル・プランニング技能検定」のことをいいます。


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