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2020年10月7日は「ワールド ファイナンシャル・プランニング デー(WFPD)」
国際CFP®組織FPSBは、IOSCO(証券監督者国際機構)と連携し、今年の「ワールド ファイナンシャル・プランニング デー(WFPD)」をIOSCOの「世界投資者週間」の期間中(2020年10月5日~10月11日)の10月7日に定めたことを発表しました。
今年で4回目を迎える「ワールド ファイナンシャル・プランニング デー(WFPD)」は、生活者の金融リテラシーと投資教育の重要性についての認知向上を目的としたグローバルなキャンペーンになります。世界的なコロナウイルス禍の中、生活者の金融ウェルビーイング(経済的な幸福)の向上と生活の維持を手助けするため、世界26カ国・地域に及ぶ19万人近くのCFP®認定者を有するFPSBネットワークによるプログラムやイベントの実施を予定しています。
FPSBのCEO、ノール・メイ氏は次のように述べています。
「世界的なコロナウイルスのパンデミックへの対応を余儀なくされる中、多くの人々が生活と家計にストレスを感じ、不安定な現状に対処する中で将来の見通しも不確かになっています。ファイナンシャル・プランニングがどのように人々の優先順位付けを助け、短期的なニーズに対処し、長期的なゴールを見据えつつ行動計画作りを助けるのかについての認知向上の重要性が、今年ほど増したことはないでしょう。このパンデミックにより、長期的計画に影を落とす短期的な影響について対処する必要性を認識することが大切です。本イベントのグローバルなテーマ『今日を生き、明日に向けてプランしよう(Live Your Today. Plan Your Tomorrow)』は、ファイナンシャル・プランニングが、私たちが思い描く未来に向けて行うライフプランの意思決定を手助けすることを表しているのです。」
また、IOSCOの個人投資家委員会のチェア、ホセ・アレクサンドロ・ヴァスコ氏は、以下のように述べています。
「金融ウェルビーイングの重要性に焦点をあて、世界の金融リテラシーの向上に寄与するFPSBと再び連携できることを喜ばしく思っています。このWFPDをきっかけとして、生活者がファイナンシャル・プランニングの重要性を認識することにより、自身の生活が上手くいく方法を知りたいと考える何百万人もの人々が、本当に変化を起こす可能性があるのです。」
WFPD特設サイトでは、「お金のストレスをなくす5つの方法」「あなたのお金の未来のために始める20のこと」「CFP®認定者の探し方」など、様々な記事を読むことができます。そのほか、負債管理や万一への備え、住宅購入、貯蓄、投資のプランニングやリタイアメント等のトピックを含むプログラムやイベントを実施する予定です。
ビデオコンテストの開催
FPSBは、WFPDを記念して、将来にむけてファイナンシャル・プランニングの助けを必要としている生活者に向けて「『明日に向けてプランしよう』ビデオコンテスト」を開催しています。コンテストへの応募は、「CFP®認定者は、あなたの明日に向けたプランをどのように助けるか?」というテーマに対する回答を30秒以下の動画に撮ってFPSBに提出します(応募は18歳以上)。5名の入賞者へは、各1,000米ドルが授与されます。
グローバルパネルイベントの開催
FPSBは、10月7日に「『ニューノーマル』時代におけるファイナンシャル・プランニングの未来」をテーマとしたFP専門家向けのオンラインイベントを開催します。パネリスト達は、ファイナンシャル・プランニングをグローバルな専門職として確立するため、変化する顧客ニーズへの対応やリモートによる顧客との関係構築、パンデミックによる実務への影響といったトピックについて議論します。このイベントは、世界のCFP®認定者をはじめ、FP専門家は誰でも参加することができます。
コンテスト及びパネルイベントの詳細については、WFPD特設サイトをご確認ください。
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