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世界のCFP®認定者数が192,762人に
世界(米国外)のCFP®商標を有するFPSB(Financial Planning Standards Board, Ltd.)は、世界26カ国・地域(アソシエート・メンバー含む)のFPSBネットワークにおける最新のCFP®認定者数を発表しました。それによると、新型コロナウイルス禍にあって、2020年末時点における世界のCFP®認定者数は前年比4,658人増加の192,762人となりました(成長率2.5%)
FPSBのCEOであるノール・メイ氏は、次のように述べています。
「2020年、コロナ禍による失業や解雇、退職勧奨、健康問題といった影響に世界が直面する中、グローバルなファイナンシャル・プランニングの専門職であるCFP®認定者は、人々が家計を管理し、ファイナンシャル・プランを作成する助けとなるべく前進しました。コロナ禍をとおして、人々はいざというときのための資金の構築、負債の返済計画の見直しや、より長期的なスパンでライフプランのゴールを維持するためにCFP®認定者を頼りました。ファイナンシャル・プランニングの価値がこれまで以上に明らかになり、新たに何千もの人がCFP®認定者のグローバルなコミュニティに参画したのを嬉しく思っています」
米国のCFP®認定組織であるCFPボードは、CFP®資格プログラム運用において最も長い歴史を持ちますが、88,726人のCFP®認定者数を記録しました(成長率2.7%)。
また、中国のCFP®認定組織であるFPSB Chinaは、世界第2位となる23,579人(成長率6.9%)のCFP®認定者数となりました。世界第3位となる日本の日本FP協会は、841人増の23,095人(成長率3.8%)、第4位ブラジルのCFP®認定組織Planejarは、740人増の5,414人(成長率15.8%)となりました。
台湾組織(FPAT)の成長率17.3%、マレーシア組織(FPAM)の15.8%の牽引もあり、最終的にアジアにおけるFPSBメンバー組織のCFP®認定者数は、これまででもっとも高い成長率を記録しました。
2020年末の世界のCFP®認定者数の情報詳細は、以下画像をクリックしてください(英文ページ)。
[出典:2021年3月4日 FPSB News Release]