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2021年10月6日は「第5回 ワールド ファイナンシャル・プランニング デー(WFPD)」
国際CFP®組織FPSBは、IOSCO(証券監督者国際機構)と連携し、今年の「ワールド ファイナンシャル・プランニング デー(WFPD)」を、IOSCOの「世界投資者週間」(金融リテラシーと投資家教育の重要性の認知を高めることを目的とするグローバルキャンペーン:2021年10月4日~10月10日)期間中の10月6日に定めたことを発表しました。今年で5回目を迎えるWFPDでは、ファイナンシャル・プランニングやファイナンシャル・プランの価値、そして専門的力量があり倫理観を備えたFPと協働する価値を訴求するため、世界26カ国・地域(アソシエート・メンバー組織含む)に及ぶ19.2万人のCFP®認定者を有するFPSBネットワークによる様々なプログラムやイベントの実施を予定しています。
FPSBのCEO、ノール・メイ氏は次のように述べています。
「人々がこれまで以上に経済的な状況や選択肢について理解することの重要性は増しています。ファイナンシャル・プランの作成や、また顧客の利益を第一にし、個人と家族が『今日を生き、明日に向けてプランする』ことを手助けする、CFP®認定者等のFPサービスを利用する方法について理解する必要があるのです。FPSBは、すべての人々の経済的なウェルビーイングを推進し、彼らの経済的な目標や人生の目標全般を見通した投資の意思決定を手助けするため、再びIOSCOと協働できることを喜ばしく思います」
また、IOSCOの個人投資家に関する委員会チェア、パスカル・ムナフォ氏は、以下のように述べています。
「今後も長引くと思われるパンデミックにより、ファイナンシャル・プランニングの重要性が高まっており、そのメッセージを広めるためにFPSBと再び連携できることを嬉しく思っています。経済的なウェルビーイングと金融リテラシーは、世界中の多くの個人投資家と生活者の現在と未来を形作る主要な要素となっているのです」
FPSBネットワークがWFPDで予定しているプログラムやイベント例は以下になります。
グローバルパネルイベント(LIVE)の開催
FPSBは、10月6日に「顧客ニーズとアドバイス提供の未来」をテーマとした国際的なオンラインイベントを開催します。ファイナンシャル・プランニングの専門家・規制当局・消費者グループがアドバイスの提供に関して変化する顧客ニーズと期待に対してどのように備え、適応する必要があるかについて、パネリストにより議論がなされます。FPSBは、当イベントのために実施したグローバルな調査結果を公表する予定です。
世界各国・地域におけるイベント
FPSBネットワークは、ファイナンシャル・プランニングやファイナンシャル・プランの価値、そして専門的力量があり倫理観を備えたFPと協働する価値を訴求するため、各国・地域で様々なイベントを開催します。
生活者への啓蒙とアドバイス
ファイナンシャル・プランニングの価値の認知向上のため、FPSBネットワークは生活者を啓蒙するファイナンシャル・プランニング関連の記事等(経済的なストレスへの対処、危機における短期・長期的なファイナンシャル・プランニング、経済的なウェルビーイングを高めるステップ、その他)をウェブサイトに掲載します。
世界のCFP®認定者検索
世界中の生活者は、顧客の利益を最優先する19.2万人以上に及ぶCFP®認定者にアクセスすることができます。顧客の将来のプラン作成を手助けする、専門的力量があり倫理観を備えたFPのサービスを求めている人は、ウェブサイトから自分の国・地域のCFP®認定者を探すことができます。
パネルイベント詳細(9月公開予定)とFPSBネットワークによるイベント・記事、CFP®認定者検索等については、WFPD特設サイトをご確認ください。
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