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FPSBは、アジア・太平洋地域のCFP^®認定者が、別の国・地域でCFP^®資格認定を受けるための要件をまとめたオンラインツール（以下、ツール）の提供を開始しました。

FPSB CEOのダンテ・デ・ゴリ氏は、「個人が国境を越えて移動し、金融の機会が増大している中、ファイナンシャル・プランニングの卓越したシンボルとして国際的に認知されているCFP^®資格を複数の国・地域で保有したいというニーズが高まっています。今日のグローバル経済を踏まえると、アジア・太平洋地域のCFP^®認定者が、自らのFP実務領域を拡大し、顧客ニーズを満たすため、新たな国・地域でのCFP^®資格認定要件を確認できるツールを提供できることを嬉しく思います」と述べています。

CFP^®認定者がアジア・太平洋地域の他の国・地域に拠点を移すケースも見られ、国境を越えたクロスボーダー認定の需要が高まっています。この需要に加え、顧客からの要望を受け、FPの国際認定基準を設定する組織であるFPSBとCFP^®資格を提供しているアジア・太平洋地域のFP組織は、クロスボーダー認定要件をまとめたツールの制作に至りました。
「この新しいツールの提供は、CFP^®資格の世界的な広がりを支え、CFP^®認定者が自国以外でCFP^®認定を受けるための要件を理解するのを助け、また、国・地域間の移動、あるいは複数の国・地域でFP実務を行う際に役立ちます」と、ダンテ氏は付け加えています。

例えば、CFP^®認定者がシンガポールから中国へ一時的に仕事の関連で移転した際に、シンガポールのCFP^®資格を維持しながら、シンガポールと中国の両方の顧客にFPサービスを提供するため、中国でのCFP^®資格を取得したいという場合が考えられます。このような場合に、FPSBのツールがCFP^®資格の認定要件を理解するために役立ちます。

なお、国境を越えてCFP^®資格を取得するため、ツールに記載されている認定要件に加え、CFP^®認定者は、国・地域特有の全ての規制上の必要な要件や、その国・地域におけるFP実務やCFP^®資格保有に影響を与える可能性があるその他要件などを満たす必要があります。

[出典：2023年6月20日 FPSB News Release]