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2023年9月8日

2023年10月4日は「第7回 ワールド ファイナンシャル・プランニング デー(WFPD)」

国際CFP®組織FPSBは、IOSCO(証券監督者国際機構)と連携し、今年の「ワールド ファイナンシャル・プランニング デー(WFPD)」を、IOSCOの「世界投資者週間(WIW)」(金融リテラシーと投資家教育の重要性の認知を高めることを目的とするグローバルキャンペーン:2023年10月2日~10月8日)期間中の10月4日に定めたことを発表しました。
今年で7回目を迎えるWFPDでは、ファイナンシャル・プランニングの価値、そして専門的力量があり倫理観を備えたFPと協働する価値を訴求するため、世界26カ国・地域(アソシエート・メンバー組織含む)のCFP®認定者が所属するFPSBメンバー組織により、様々なプログラムやイベントの実施が予定されています。

FPSBのCEO、ダンテ・デ・ゴリ氏は次のように述べています。
「世界的に不確実な経済状況の中、刻々と変化する複雑な世界では自分たちのお金に責任を持つようますます求められ、ストレスになることもあります。しかしファイナンシャル・プランニングは、その助けになるのです。ファイナンシャル・プランニングの多岐にわたる利点と生活のあらゆる分野に及ぼす影響を世界中の人々に示すために、IOSCOのWIW期間中に、世界のFPSBメンバー組織及びCFP®認定者のコミュニティと、第7回WFPDを開催することを喜ばしく思います。」
さらにダンテ氏は、「多くの人々が金融教育とその理解、指導、支援を求めています。WFPDは、CFP®認定者からのアドバイスが、経済的な目標を達成するための前向きな一歩を踏み出すことにどのように役立つかについて、人々が理解を深め、認識することを助ける素晴らしい機会を提供します。」と付け加えています。

FPSBは、WFPDに向けて以下のような活動を予定しています。

・グローバル生活者調査をもとに、ファイナンシャル・プランニングの利点とCFP®認定者と協働することの価値を示す調査結果を発表。

・IOSCO事務局長のマーティン・モロニー氏とFPSBのCEOダンテ・デ・ゴリ氏による暗号資産の投資リスクに関するトークセッションを実施。

・生活者の金融リテラシーやケイパビリティ、そして金融ウェルビーイング全体を向上させることを支援するため、WFPDに向け、FPSBの世界のメンバー組織が一連のプログラムやイベントを主催。

FPSBは、WIW期間中の水曜日にWFPDを開催するなど、IOSCOのイベントを長く支持し、国際的な規制機関とともに、生活者が人生の目標を達成できるよう、金融教育や投資家保護の重要性についての認知向上に努めています。
FPSBのIOSCOへの協力は、世界中の人々により良いファイナンス上の成果を確保するために、グローバルなFPの専門職が規制当局を支援するという役割を実証するものです。

IOSCOの個人投資家に関する委員会チェア、パスカル・ムナフォ氏は、以下のように述べています。
「個人投資家は、自分たちのニーズや好みに合った投資判断を下す権限を与えられるべきです。IOSCOのWIWは、投資家の教育と保護の重要性を促進することによって、この重要な目的に資するものです。ファイナンシャル・プランニングは、個人投資家のレジリエンスと金融ウェルビーイングを向上させる最善の方法の一つで、WIWキャンペーンの重要なメッセージと完全に一致しています。そのために、WIW期間中にFPSBとWFPDを主催し、実りある協力を継続していくことを光栄に思います。」

FPSBメンバー組織によるイベント・記事、CFP®認定者検索等については、WFPD特設サイト をご確認ください。

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[出典:2023年8月9日 FPSB News Release]

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