バックナンバー
ポイントで無理なく貯蓄&投資
買い物をするとポイントが貯まるサービスは以前からありますが、ネットでの買い物やキャッシュレス決済、様々な方法でポイントを貯めるポイ活などによって、ポイントが貯まる機会が増えてきました。貯まったポイントは貯蓄や投資に利用することも可能です。そこで今回は、ポイントを貯める方法や貯蓄&投資にポイントを利用する方法、その注意点などを確認してみましょう。
ポイントを貯める方法
ポイントを貯める方法として、以下のようなものがあります。
普段の生活で貯まる
例:光熱費など固定費の支払い、キャッシュレス決済、銀行取引など
ひと手間でさらに貯まる
例:電子マネーのチャージをクレジットカードから行いポイントの二重取り、ポイントサイトの経由やポイントアップの日の買い物など
時間と労力をかけることで貯められる
例:ポイ活など
人頼みで貯まる
例:HP・ブログの広告クリックなど
この中で、無理なく行えるものとしては1と2をお勧めします。
ポイントで貯蓄&投資
貯めたポイントは、そのまま商品の購入に使うこともできますし、現金化することもできます。よく使うポイントであれば、必要な商品を購入するときにポイントを利用して、その分手持ちの現金を貯蓄に回すことができます。あまり使わないポイントであれば現金化して手持ちのお金を増やすことができます。
また、ネット証券では、貯まったポイントで株式や投資信託を購入することができます。100円(100ポイント)から購入可能ですので、投資に興味はあるもののなかなか始められない人、投資で絶対に損したくないと思っている人などは、貯まったポイントを活用するのであれば始めやすいでしょう。
ポイント貯蓄&投資の3つの注意点
ポイントのために無駄遣いしない
電気・ガスやクレジットカードなどの利用金額に応じてポイントが貯まるものは、普段の生活で貯まりますが、ポイント欲しさに無駄遣いというのは本末転倒です。
ポイントを無駄遣いしない
せっかく貯まったポイントも「タダでモノが手に入る!」と無駄遣いしてしまってはもったいないです。無駄遣いしそうな人は、現金化して貯金をし、倹約派の人はポイントで必要なものを購入して、その分の現金は貯蓄や投資に回すといいでしょう。
ポイントの利用期限に注意
ポイントには利用期限が決められているものがあります。ポイントが分散している場合は、まとめられるものはまとめて効率よくポイントが貯まるようにして、期限内に利用できる工夫をしましょう。
まとめ
お金がない!と思っていても、ちょっと意識を向けることでお金が生まれることもあります。投資へのハードルが高かった人も、ポイントを活用して始めてみることで資産形成への道が開けてくるかもしれません。ぜひ、お手持ちのポイントを確認してみましょう。
- ※バックナンバーは、原則執筆当時の法令・税制等に基づいて書かれたものをそのまま掲載していますが、一部最新データ等に加筆修正しているものもあります。
- ※コラムニストは、その当時のFP広報センタースタッフであり、コラムは執筆者個人の見解で執筆したものです。