ご挨拶

日本ファイナンシャル・プランナーズ
協会(日本FP協会)は、
ファイナンシャル・プランニングの普及啓発と
ファイナンシャル・プランナーの養成
などを通じて、国民生活の向上と
日本経済の発展に貢献することを目的とした
金融経済教育の分野で活動する
NPO法人です。

特定非営利活動法人(NPO法人)
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
理事長 白根 壽晴

〈理事長挨拶〉
 米国の関税引き上げによる世界経済の先行き不透明感や長引く物価高など、日本人を取り巻く環境は依然として厳しい状況です。このような状況において、2024年4月に金融庁所管の認可法人「金融経済教育推進機構(JFLEC)」が設立され、金融経済教育が国家戦略として推進されることとなりました。生活者の金融リテラシー向上は社会全体の課題であり、金融経済教育の充実・強化が求められています。ファイナンシャル・プランナー(FP)はその担い手として社会的な期待が高まっており、活動領域が拡大しています。

 FPは、経済環境や社会保障制度などの変化にあわせ、顧客に最新の情報を提供できるように知識やスキルの維持・向上に努める必要があります。日本FP協会の会員であるCFP®・AFP認定者は、継続教育と資格更新制度により、高い実務能力と職業倫理を備えた専門家として、金融機関をはじめとする産業界、行政機関、教育機関など各界で活躍しています。

 また、当協会は日本最大級のNPO法人として全国47都道府県に支部を設置し、1987年の創立以来、公益活動を展開してきました。近年では、行政上の課題を解決する役割も担い、金融庁、日本銀行、文部科学省、厚生労働省、国土交通省などの事業に協力して、多くのCFP®・AFP認定者をセミナー講師や相談員として派遣しています。

 当協会は、AI技術の発展や人口減少といった急激な社会変化に対応しながら、長期化するライフステージや多様化する家計管理・資産形成などを見据え、豊富な経験・実践的な知識に基づいて多種多様な相談に対応できる高度な力量を持ったCFP®・AFP認定者の育成と、SDGs(持続可能な開発目標)の精神に基づく様々な活動を通じて、日本経済の発展と生活者のウェルビーイングの実現に貢献してまいります。

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