取得者に聞く「FP資格の活かし方」

※情報は取材当時のものです。
地域のニーズに応えられる
税理士兼FPを目指して
高橋 茂輝 さん
CFP®認定者 / 高橋茂輝税理士事務所 代表

地元の秋田で税理士事務所を経営しています。顧客は建設業などを中心に、新規事業を立ち上げた若い経営者が多く、一緒に地元を発展させていきたいと考えています。

秋田では現在、農業の6次産業化が進み、農業法人からの需要が増えています。私自身も農家出身なので農業を知る税理士として重宝されています。こうした顧客からの税務相談だけではなく、FP資格を生かして相続設計としての生命保険の活用やキャッシュフロー分析、積立型保険の活用などを顧問先にアドバイスできることが強みです。

これからも秋田で仕事を続けていく覚悟ですので、同郷の方々のライフプランニングを考え、地域のニーズに応えられるFPでありたいと思っています。

中小企業診断士としての仕事に相乗効果
黒澤 佳子 さん
CFP®認定者 / アットハーモニーマネジメントオフィス代表
現在、中小企業診断士をしています。コンサルティングの際に見落としがちな経営者の生活面のフォローができるので、FPの知識がとても役立っています。個人資産の管理や相続、事業承継、保険、投資、税金の相談をはじめ、ライフプラン全般に及んで相談されることもあります。特に女性経営者には、事業面だけでなく生活面にも寄り添ったアドバイスが必要な場合が多いようです。

また、短大で金融知識についての講義をしていますが、学生たちの関心は非常に高く、もっと小さいころから教育を受ける機会が欲しかったとの声を耳にします。2人の小学生を持つ母親としても、これからも子どもたちに金融経済教育を広めてゆきたいです。

行政と一般生活者の架け橋になるために
柴田 珠美 さん
CFP®認定者 / SHIBATA社会保険労務士 所長

私はFP資格取得当初から、FPのコミッションフィーで収入を得るというよりは、広く、たくさんの方々に自分で自分のライフプランを考える力をつけていただく、そうすることによって、将来に対する不安を解消し、現在を生き生きと生活する。その広報のような役割であることに生きがいを感じています。現在もそのスタンスは変わっていません。

FP、社会保険労務士でもある立場で仕事をしていて常々思うことですが、たとえ国がよい制度を構築しても、国民一人ひとりがそのサービスの存在すら知らない、また、正しく理解していないことにより機能していないものがたくさんあると思います。私は微力ですが、そういった行政との架け橋的な立場で、これからもFPとして、社会保険労務士として、社会に貢献できればと思っています。

被災地の物件調査でFPの知識が役立ちました
村上 要一 さん
CFP®認定者 / 保険会社勤務

東日本大震災の際、私は被災された多くの方々に地震保険金を迅速にお払いするため、被災地で物件の立会い調査を行いました。物件の調査を通じてお客様とお話させていただくなかで、保険に関する知識はもちろん、不動産や税金の知識などFPの知識が役立ちました。そして、「福島に来てくれてありがとう」、「この保険金で当面の生活ができる。保険に入っていて本当によかった」などのあたたかい言葉をたくさんいただきました。被災地では朝から晩まで家々を回る毎日でしたが、その疲れを忘れるほどの想いに満たされた日々でした。

世の中が複雑になり、情報が増えるほど、情報を正しく伝えるFPが必要になります。今後も知識と経験を高めて、様々な形で社会に貢献していきたいと考えています。

保険の見直し、住宅購入、子育てなど
FPを生活に生かしてます
佐藤 百合絵 さん
AFP認定者 / 主婦

結婚後、あまりの経済知識のなさに愕然とし、体系的に基本を学べるAFP資格に興味を持ったのが資格取得のきっかけです。意味がわかっていなかった源泉徴収票の見方がわかり、自分の家庭のライフプラン表の作成をしました。
また、その後は生命保険の見直し、住宅購入計画も立てました。FPとして仕事をしていくというよりは、その知識を賢く、生活に生かしていきたいと思っています。特に資産運用を積極的に行っていきたいです。子どもの金銭教育にも興味があるので、子育てにも生かしていきたいです。FPの知識は、生きるうえで土台になるものだと感じています。


プライベートでの活用事例のご紹介

生活の中で密着している“お金”のことが
すべてFP資格に繋がっていると実感
40代 AFP認定者/情報通信・サービス・出版

現在FP業務とは異なる仕事をしていますが、自己啓発として推奨されている資格取得の一環として、興味があったFP技能検定の受検をきっかけに、AFP認定者となりました。
同僚が結婚し、住宅を購入した際には、住宅ローンのアドバイスや生命保険加入について提案書をプレゼントし、大変喜ばれました。FPの知識はコミュニケーションツールとしても役立つことが体感できました。
また、父の相続について兄から準備依頼があり、相続人相関図から遺産分割協議書の作成、相続税シミュレーションデータを作成したところ、驚かれたこともあります。
アドバイスや提案により喜んでもらえると、逆にこちらも幸せになれます。
自分の将来についても、NISA利用の株式売買やiDeCoの活用、子供の将来に備えたジュニアNISAの利用など、勉強に役立つことはすべて実践しています。

FPの知識が姉の新たな人生の一歩の手助けに
30代 AFP認定者/官公庁・自治体

2019年、姉の夫が47歳で急死しました。これまで健康体で持病もなかったので、姉をはじめ周りの者にとっては、まさに青天の霹靂。姉は日常生活に戻ろうと頑張ったものの、年金や相続の手続き等、死後半年以上経っても多くの手続きが手つかずになっていました。しかし、私は今後の生活の糧になる遺族厚生年金を未申請のままにしておけないと思い、年金の試算額を示して申請を何度も強く勧め続けました。
「サラリーマンだった義兄さんは生前、厚生年金保険料を納めてきた。本人はまさか保険料がこのような使い方をされるとは思っていなかっただろうけれど、遺族厚生年金を受給することが保険料を納め続けてきた義兄さんのためになるのではないか」と伝えたところ、姉が申請に動き出しました。FPの知識が身近な人に役立ったと実感しています。

プライベートで活用していたFP知識が起業にも役立ちました
40代 AFP認定者/介護

新卒で住宅メーカーに就職して3年目の時、少しでもお金の知識を深めたいとの思いから、AFP資格を取得。翌年から、自分が運用方針に納得できる投資信託の商品を1つ選び、毎月給料の約1割の金額で積み立て購入を開始しました。現在19年目になりますが、時間を味方にして資産は大きく増加し続けています。
2011年には起業、通所介護事業所(デイサービス)を開設しました。老後までお金の不安なく過ごすためには、生活者が適切なお金の知識をもつことが欠かせないと、相談業務を中心としたFP活動も並行して行っています。
起業後、キャッシュフローが少しずつ安定してきた段階で企業型確定拠出年金を導入しました。従業員が少しでも安心して長く働いてもらえるよう、FPの知識と経験を活かしながら取り組んでいます。
お金への興味から取得した資格が、自身の仕事にも繋がりました。これからも積み立て投資でお金にも働いてもらいながら、私自身は介護やFPの業務を通じて、一人でも多くの生活者が老後までよりよい暮らしを実現できるよう尽力したいと思っています。

※「FP技能士」は「ファイナンシャル・プランニング技能士」、「FP技能検定」は「ファイナンシャル・プランニング技能検定」のことをいいます。


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