パーソナルファイナンス教育インストラクターによる出張授業
パーソナルファイナンス教育インストラクターが高等学校などでパーソナルファイナンス教育(金融経済教育)の出張授業を実施しています。協会オリジナル金融経済教育用テキスト『10代から学ぶパーソナルファイナンス』を使い、学習活動を実践的に支援します。なお、派遣費用は当協会が負担します。
また、オンライン授業にも対応しています。
パーソナルファイナンス教育インストラクター制度の概要
パーソナルファイナンス教育インストラクターとは?
「パーソナルファイナンス教育インストラクター」(以下、インストラクター)は、パーソナルファイナンス教育に関する知識・経験を持つ日本FP協会会員(CFP®認定者、AFP認定者)の中から公募・選考のうえ、登録されたファイナンシャル・プランナー(FP)です。
出張授業の風景
全体の流れ
- メールまたは
FAXで申込みお申込方法へ - 授業内容の
打合せ - 授業計画案の
確認※授業計画案は
インストラクター
より提出されます。 - 授業実施
- アンケートの
提出
インストラクターの出張授業って?(2019年度の実績より)
「どんな学校で実施しているの?」

主に高等学校を対象としていますが、中学校や大学・専門学校等でも実施しています。
※その他:教職員向け研修会、保護者向け研修会
【どんな科目で実施しているの?】

高等学校や中学校では「総合的な学習の時間」で多く実施しています。
大学では、課外講座や正課授業の1コマで派遣授業を実施するなど、さまざまな例があります。
課外講座、特別授業、家庭総合、家庭基礎、一般教養、保護者向け研修会、教職員向け研修会
【どんな授業テーマが多いの?】
テーマ (テキスト該当Lesson) |
内容 | % |
---|---|---|
ライフプランとお金 (Lesson10) |
夢や目標とライフプラン、ライフイベントとお金、ライフプランシミュレーション等 | 36% |
お金を稼ぐ(働く) (Lesson4) |
職業選択、正社員・契約社員・派遣社員等の雇用形態と生涯賃金比較等 | 15% |
お金のトラブルに巻き込まれないために (Lesson7) |
クレジットカードとは、メリット・デメリット、リボルビング払い、多重債務、悪質商法等 | 13% |
税金と社会保険 (Lesson8) |
税金と可処分所得、税金の使い道、社会保険制度の概要等 | 9% |
お金を借りる (Lesson6) |
ローン、契約、利息、リボルビング返済、返済方法等 | 9% |
お金を貯める・増やす (Lesson5) |
利息、単利・複利、金融商品、リスクとリターン等 | 7% |
万が一に備える (Lesson9) |
社会保険、民間保険等 | 7% |
お金を使う (Lesson3) |
ニーズとウォンツ、意思決定等 | 2% |
高校生活とパーソナルファイナンス (Lesson1) |
お金、パーソナルファイナンス等 | 1% |
お金を知る (Lesson2) |
お金の役割、資金循環、為替等 | 1% |
【依頼できるテーマは1つだけ?】
複数のテーマを1回の授業で行うケースが多いです。
2019年度最も依頼の多かったものは、「お金を稼ぐ(L4)・ライフプランとお金(L10)」ですが、他にも「お金を稼ぐ(L4)・税金と社会保険(L8)」「お金を使う(L3)・ライフプランとお金(L10)」など、進路状況や対象学年、実施時期によりさまざまな依頼に対応した授業を実施しています。
出張授業を実施した先生や生徒の感想
先生の声
- 「生徒にとって身近な話だったため、興味を持って聞いておりました。卒業後の生活に役立てることができると思います。」(青森・高校)
- 「将来に必要なお金について、生徒の進路に寄り添うように授業を実施していただきました。」(大阪・高校)
- 「中学生でも十分わかる内容でした。わかりやすく授業を組み立てていただきとても満足です。」(岡山・中学校)
- 「社会人になってからのお金の遣い方や奨学金の返還についてなど、とても重要な内容でした。」(東京・専門学校)
- 「10代のうちにパーソナルファイナンス教育の基礎的な内容を理解することは、学生にとって必要なことだと感じました。」(福岡・大学)
生徒の声
- 「将来のビジョンや資金について考えていかなければならないということを実感しました。」(北海道・高校3年生)
- 「お金の大切さを改めて理解できました。」(東京都・高校1年生)
- 「今回の授業で自分の夢・目標を考えたことで、それに向けて今何をしたらよいかがわかりました。」(神奈川県・高校3年生)
- 「働き方の違いで、生涯賃金が違うことを知りました。将来を考え、今、勉強することの大切さを学びました。」(広島県・3年生)
- 「お金を借りて返さないと信用まで失うことが分かり、これからの人生を生きていくうえで、お金との付き合い方をしっかりと考えていこうと思いました。」(徳島県・高校1年生)
過去の授業報告
過去の授業報告を閲覧いただけます。
ご利用について
授業実施エリア
授業実施地域は限定しておりません(場合によってはお受けできないこともあります)。
ご要望に応じた授業プラン
先生のご要望に応じて、学校ごとに授業プランを作成しています。
インストラクターが「授業計画案」を作成しますので、事前にご確認いただけます。
実施形態
対面の授業に加えて、オンラインでの授業にも対応しています。
アンケートの提出について
授業終了後1週間以内に先生にアンケートの提出をお願いしております。
派遣費用は協会負担
派遣に係る費用(講師交通費等含む)は、日本FP協会が負担します。
対象
主に高校生および教員のみなさまを対象としていますが、内容によっては、中学生、大学・専門学生等も対象としています。
また、高等学校各種部会が開催する研修会、保護者向け講演会も実施しています。
教材について
テキスト『10代から学ぶパーソナルファイナンス』を活用します。学校へは無償提供しています。
お申込み方法
「パーソナルファイナンス教育インストラクター派遣依頼書」をダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、FAX、メールまたは郵便で日本FP協会 総合教育部 パーソナルファイナンス教育課(下記参照)
までお送りください(FAX:03-5403-9701 E-mail:pf-kyoiku@jafp.or.jp)
派遣申込書ダウンロード
派遣希望日の2か月前までにお申込みください。派遣日時はご相談させていただきます。
派遣依頼書の到着後、お申込み内容について電話またはメールでご担当者へ確認させていただきます(場合によっては、お受けできないこともありますので、あらかじめご了承ください)。
オンライン授業の場合は各種要件がございますので、ご依頼いただきました後にご説明いたします。
お申込みから授業実施までの流れ
- メールまたは
FAXで申込み - 授業内容の
打合せ - 授業計画案の
確認※授業計画案は
インストラクター
より提出されます。 - 授業実施
- アンケートの
提出
「10代から学ぶパーソナルファイナンス」とは?

主に高校生向けのパーソナルファイナンス教育(金融経済教育)のテキストです。学校へは、無償で提供しています。
●お問い合わせ先
日本FP協会 総合教育部 パーソナルファイナンス教育課
- FAX:03-5403-9701
- E-mail pf-kyoiku@jafp.or.jp
受付時間 9:00~17:30 (土日・祝日・年末年始を除く)